2015年6月4日（木）親子で防災！リーフ学び女子会　バックリポート

毎週木曜日にリーフみなとみらいで開催されている「リーフ陽だまりマルシェ」。
これまで月１回開催されていた「女子会」が、今月からは「毎週」開催されることになりましたよ

ところで、先日は神奈川県でも最大震度5強という大きな地震がありましたね。
あなたは、いざという時のための防災対策はバッチリですか？
「ちゃんとやってるよ！」という方もいらっしゃると思いますが、「やらなきゃ」と思いつつまだできていない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

地震だけでなく、最近は火山の噴火や土砂崩れ、竜巻など様々な予期せぬ自然災害が相次いでいます。
何が起こっても私たちママは小さい我が子を、自分の家族を守らなければなりません！よね！？

ということで、今回は6月4日（木）のリーフ学び女子会で開催された「防災初心者講座～自分力を鍛えて、生き残る率を1%でもあげよう!～」をレポートします！講師は、これまでに自然災害も含め数多くの「危険な目」にあいながらも、自力で乗り越え元気に生きていらっしゃる、防災ファシリテーターの馬場由紀さんでした。
自分と家族、特に我が子を守るために、みなさん真剣に聞かれていましたよ。

講師の馬場先生は、これまでに数々の信じられないような危険な目にあわれており、それを自力で乗り越え、”サバイバル能力”を身につけてこられた達人です。そんな先生の実体験にもとづくお話に、参加者のみなさんは一気に引き込まれていました。

まずは「自分を知ること」が大切。自分を知らなければいざという時に”迷い”が出て、その一瞬の迷いが命を危険にさらすことにつながってしまうのだそうです。先生の体験談には重みがあります。

避難所生活の経験もある馬場先生から、非常食の重要性や具体的にどんな非常食を準備しておけばよいのかもお話いただきました。
実際に避難所には、数多くの食料が届けられ”量”という観点で見れば十分ということが多いそうです。でも、実際には毎食同じもの、冷たいものを食べ続けるということがとても辛く、多くの人はお腹が空いていても次第に食べられなくなるのだそう。
そんな時に温かい食べ物があるだけで、状況は一変するのだとか。

今どきの非常食はとても優れていて、コチラ↓はカレーライスなのですが、なんと袋の中に発熱剤を一緒に入れて温めて食べることができます。この湯気、すごいですよね！！熱々のカレーライスが食べられる、普段は当たり前のことでも非常事態にはとっても有難いことなのです。

そして、それを何に入れて食べるか。
あなたは紙で容器を作れますか？実際にやってみると人それぞれ作るカタチが異なっていました。
↓こんな感じに作って袋を上から被せて、そこにカレーライスやチキンライスを入れて食べられるんです！知ってるだけで慌てなくて済みますね

様々な商品を試食させていただいたのですが、やっぱり温かいご飯ものはほっとします。
いざという時のために、準備しておくのは重要ですね。

ほかにも、エレベーターで閉じ込められたらどうする？火事になったらどうする？というお話や、避難所で生活する時の知恵や留意点、「え、そんなことあるの？」という衝撃的なお話まで盛り沢山でしたよ。

馬場先生からは、揃えておきたいオススメ防災グッズのご紹介もしていただきました！
ママならではの発想も盛り込まれており、なるほど！と勉強になりました。
例えば、いざという時にはなかなか大きな声が出ないものなのだそうです。瓦礫に挟まれて動けなくなってしまった！足を挟まれた！という場合、一刻も早い助けが必要ですよね。そんな時に役立つのは・・・
「笛」なんです！笛なら子どもでも吹ける！
現代人はつい「携帯さえあれば大丈夫」と思いがちですが、携帯で居場所を説明するのが難しくて時間がかかってしまったり、電源が切れてしまったり、電波が届かなくなってしまったりと、あまり役に立たないのだそうです。

この日の女子会は、企業のかたもご参加されました。
コチラ↑は、株式会社イエローさんの防災用折りたたみ式ヘルメット「タタメット」。
現在、小学校などでも導入が進められているそうです。軽くてサイズも子どもから大人まで調節可能、折りたためるので保管にも便利です。1人にひとつあると安心ですね。

今回も、とっても内容の濃い女子会になりました。
防災に対する知識をつけたい！何から始めればいいの？サバイバル能力を上げたいという方は、下記日程で「防災マルシェ」を開催しますので、是非ご参加されてみてくださいね！

「おいしい・たのしい・おしゃれ　５感で備えるリーフ防災マルシェ」
日程・場所：7月5日（日）＠リーフみなとみらい
＊もちろんマルシェもやってます

いざという時に子どもと自分の命を守るのは、ママですよ！！
「備えあれば憂いなし」ですね。